
ここ最近(かなり前から?)の日本人は、
熱しやすく冷めやすいといわれています。
(日本人だけの特徴なのかは分かりませんが・・・)
W杯も参院選も、終わって1週間もたてば、
賞味期限切れとなってしまう。
結局それって、みんなあまり関心も興味もないのに
一応お付き合い程度で、その時々の流れにのっているだけってことです。
マスコミのあおりにのっかっているだけ。
(世論調査っていうのもマスコミがどちらを向いているのかを敏感に感じとって、
その期待にこたえようとしているだけにみえます)
また、
自由や個性をうたいながら、
人と違う主張をすることで仲間外れにされることを極端に恐れる社会
となってはいないでしょうか。
特に、
マスコミの論調は、おおむねどの局も横並びで、
流すニュースの題材もコメントも、大体同じようなものばかりです。
さっき他局で見たニュースと同じだなぁというのはまだよいとしても、
ニュースの順番まで同じなのは、さすがにあきれてしまいます。
今の時代(なんていうと大げさかもしれませんが・・・)を
マスコミはよく“閉そく感”なんていいますが、
行き場のない世論を生み出そうとしているマスコミこそ
その元凶じゃないかと思う今日この頃です。
そんな中、
野中広務氏の爆弾発言第二弾があったようですね。
第一弾は、「官房機密費」がマスコミに流れていたという事実の暴露。
そして今度は、
「鳩山前首相が1ヶ月半前に、外務省の元高官を通じて
沖縄県知事のところに行って辺野古に移設することを決めるように、
そして、小沢氏を道連れに辞任するように、米国から命じられた」
という話を元高官から(野中氏が)聞いたと・・・。
本当なのかどうか!?
分かりません。
結局、結論は、地元との合意を得たものではなく、
米国との協議を優先し、米国と合意できる案で固まってしまった。
それは、「米国から命じられたから」って・・・、
さもありなんですが、
何なんですかね??
そして、
あれほど日本中を騒がしていた沖縄県米軍基地移設問題の報道は、
いったい、どうしちゃったんでしょうか!??
「官房機密費」(官僚と自民党政権)が、
マスコミ(政治評論家ども)に流れていたという事実からして、
沖縄基地問題が、外務省(高級官僚)と米国の思い通りになれば、
つまり、自民党と約束していた『辺野古移設案』で決着すれば、
もう、マスコミとしても、これ以上大きく報道することもない!!
というか、報道してはいけない!!
と、いうことなのでしょうか!??
元の鞘に収まったのだから、これ以上、あおらないように・・・って。
これに関する世論調査もあまりやるなと・・・!??
どう考えても、マスコミは、民主党政権が、『辺野古移設案』を提示した時から、
極端にその報道時間を少なくして、あるいは無視しております。
割いた時間の大半は、沖縄県民を裏切った民主党政権に対する批判だけ。
一番肝心な、『辺野古』でよいのかというテーマは、
マスコミではほとんど見られなくなりました。
昨今では、沖縄県民へのインタビューもまったく見なくなり、
東京に住んでいると、沖縄の人々は、あれだけ大規模なデモをやっていたのに
『辺野古移設』でもうみんな納得したかのように感じてしまいます。
マスコミで報道がされないのですから、
私たちは、沖縄の人々があれからどう考えているのか分からないのです。
一時は、あれだけ報道していたのにですよ・・・。
熱しやすく冷めやすいといわれる日本国民ですが、ちょっと度が過ぎます!!
で、
小沢問題には、いまだマスコミの執拗な報道が続いております。
確かに、問題なのは分かりますが、
国民の日々の生活に直結し、
かつ、日本がいまだ米国に隷属しているというその象徴でもある
基地問題を適当に片づけておいて、
いまだに小沢ですか・・・!?
そして、野中爆弾発言!!
“小沢氏を道連れに辞任するように”
本当に、マスコミって
あからさまというか、何というか・・・、
日本人として、悲しくなります。。
といろいろ言ってきましたが、
もちろん私も日本人なので、
熱しやすく冷めやすい一人かもしれません。
それでも、
冷めたなりにも気になることは気になる性分なので・・・。
また思い出したらつぶやいていこうと思っています。
以上。
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