fc2ブログ

古畑 淳士の競馬と気まぐれコラム

日々感じたことの記録と競馬予想を少々・・・

南アフリカW杯 岡田監督のこと

前回のブログで、
岡ちゃんで行くの!?? なんて、いまさらながらのたわごとを書いたわけですが、
別に岡ちゃんのことは嫌いではないとも書きました。

しかし、岡田監督に対する「不信感」は、いまだ心に引っかかったままであります。
・・・、
その不信感とは・・・?

記憶に残っている人もいるかと思います。

1998年6月2日、フランスW杯直前でカズを切ったこと!!

あの当時の状況をここでいろいろ書いても仕方ありませんが、
要するに、あの時のチーム戦術にキング・カズは必要なかったということです。
=カズ中心の日本代表から中田英寿中心の代表へ=
【戦術的】にいえば、そういうことです。

そう、
まさにそこに、岡田監督への不信感が芽生えたのです。

当時のカズは、フィットネスにも衰えが見え始め
戦術的には、フルで活躍できるような調子ではなかった。
それは多くの人の意見でもありました。
ただそれは、あくまでも戦術やフィットネスのはなしです。

岡田監督は自身の戦術に絶対の自信を持っていると聞いています。
それは素晴らしいことだと思います。
ただ、
戦術やフォーメーションや、フィットネスとは関係のない次元である
人心を把握する能力
人心を操る能力
それに対してはどうなのでしょう!?

確かに、あの時、カズを外したのは、勇気ある決断でした。
戦術的にはそれが正解だったのかもしれません。
あの時、フォワードのエースとして成長著しい城彰二選手が
レギュラーで異論はありませんでした。

しかし、後日談によれば、
カズや北沢が抜けた後の選手たち、
それはベテランであった井原でさえも、
意気消沈し、そうとう暗くなってしまったと聞きました。
当然です。
あの当時、戦術、フィジカル度外視すれば
チームの柱は間違いなくカズだったのですから。。
いきなり自分がエースとなった城選手にとっては、
相当のプレッシャーがかかったといいます。

それはそうでしょう。
そんなこと、人心を知るものであれば分かることでしょう。
でも、岡田監督は、自身の戦術を信じた。
そして、カズを切った!!

はたして、
オシムなら、ヒディングなら、ファガーソン、モウリーニョ、
カペッロ、リッピ、ビアンチ、トラパットーニ、
ルイス・フェリペ・スコラーリなら・・・、
 ┐( ̄ヘ ̄)┌
チームの精神的支柱であったベテランを切ったでしょうか!?
・・・、
もちろん、答えなどわかりませんが・・・。

さて、過去のことはもう過ぎたこと。
どうでもいいでしょう。
問題は、現在の日本代表です。

はたして、『ベスト4』を掲げている岡田監督に
選手たちが、どれほどの信頼と尊敬をおいているのでしょうか?
また岡田監督自身が、どれだけ選手たちを信じているでしょうか!?

前回のフランス大会の時のように
人心を忘れ、自身の戦術におぼれることのないよう
私は祈るばかりです。

追伸

以前から私が感じている日本代表選手たちの
『闘争心の欠如』は、相変わらずのような気がします。
みなさんは、どう感じられますでしょうか?

選手が頑張らねば始まりませんからね。

以上
スポンサーサイト



PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する