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古畑 淳士の競馬と気まぐれコラム

日々感じたことの記録と競馬予想を少々・・・

歴代最強か!!長谷川穂積10連続防衛

地味な σ(^_^;) チャンピオンが、
日本人歴代2位となる10連続防衛をやってくれました!!

知名度では、
あの亀田兄弟に比べると、はるかに劣ってしまう長谷川選手ですが
実力・実績、すべてにおいて、ことボクシングに関しては、
亀田兄弟など長谷川選手の足元にも及びません。

しかし、この現実
(いかに長谷川選手が地味だとしても)
10連続防衛という歴代日本人チャンピオンでたった二人しか成し得ていない偉業を
達成したスーパーチャンプが、あまり知られていないという現実が、
この国のスポーツマスコミがいかに悲しい姿になっているか、
それが分かろうというものです。
マスコミというより、スポーツ“ワイドショー”ですもんね・・・。

スポーツニュース(=ワイドショー)を見ていると、
日本でニュースになるのは、
イチロー、ゴジラ松井、石川遼、宮里藍、ダルビッシュ、
浅田真央、中村俊輔、亀田兄弟、浅尾美和、オグシオだかイケシオだか
こんなところでしょうか。

これは↑、もちろん言い過ぎではありますが、

実際、地味だけれども着実に実績を上げている選手はたくさんいるのに
TVには映りません。
ワイドショーなら仕方ないでしょうが、
これが、スポーツニュースでも似たような構成になってきていますからね・・・。
まあ、
ひどすぎます ┐( ̄ヘ ̄)┌

さて、
長谷川選手の10連続防衛ですが、
この価値は、具志堅用高選手の13度防衛以上にあると思います。
何といってもそのクラス。
私も大好きだった具志堅選手は当時のジュニアフライ級(現ライトフライ級)での偉業でしたが、
このクラスは当時まだ生まれたばかりで、選手のレベルに偏りがあったのも事実。
48.97キロ以下(ライトフライ級)というのは、成人男子の人口としては少ない方でしょう。
長谷川選手は、バンタム級です。
( 10キロ以上減量しているので普段は64キロあたり)
バンタム級は53.52キロ以下ですが、減量を考えると、人口としたらかなり激戦のクラスになってきます。
そこでの10連続防衛ですから。これはスゴイことです。
 ※フェザー(57.15キロ以下)やライト級(61.23キロ以下)はもっと激戦ですが・・・。

長谷川選手の今後は!?
連続防衛記録更新を狙い、記憶より記録で勝負するのか
それとも・・・、

私が見たいのは、WBA王者との統一戦、
そしてスーパーバンタムでの2階級制覇です。

ショートレンジでの正確な左右のフックは、すでに芸術の域に達していると思いますが、
今後もますます強くなっていくことを期待しています。

とにかく、10連続防衛、おめでとうございます。


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