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古畑 淳士の競馬と気まぐれコラム

日々感じたことの記録と競馬予想を少々・・・

弱かった亀田興毅

先ほど、WBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦
世紀王者の亀田興毅 VS 暫定王者のポンサクレック・ウォンジョンカムの試合が終わりました。

結果は2対0の判定で暫定王者の勝利。
22戦無敗だった興毅選手にはじめて土がつきました。

私はこれまでブログで
“亀田兄弟のボクシングはつまらない”と言ってきましたが、
今日の試合は、これまでで一番見応えのある良い試合だったと思います。
その一番の要因は、
対戦相手が(正直ピークを過ぎたとはいえ)、暫定王者であり
実績十分のポンサクレック選手だったということ。

私が“亀田兄弟のボクシングはつまらない”と言ってきた一番大きな理由は、
対戦相手が(残念ながら)ほぼ無名か、完全にピークを過ぎている選手としか
やらないことでしたから・・・、

今日は、そのせいもあり、
どちらが勝つのか分からないという適度な緊張感がありました。

試合は、
興毅選手の悪いくせがでてしまいましたね。
とにかく、
手数が少ない!!
また、興毅選手のスタイルは、
体を丸めて頭を突き出す形なので、パンチがスムーズに出ない、
そして、手数も少なくなり、しかも相手の頭とぶつかりやすくなる。

しかし、もう少し打ち合いがあってもいいし・・・、
もう少しやれると思っていましたが・・・。
(><;)
パンチ力、スピードは、若さのある興毅選手の方が一枚上なのだから
本当に、もったいない!!
と、思います。

今後は、あて馬ではなく、
今日のような実力者とグラブを交えて、
興毅選手の良さが出るスタイルを見つけてほしいと思います。

ただ、はっきり言わせてもらうと

TBSが2階級王者として騒ぎ立てるほど強い王者ではありませんでした。
視聴率欲しさにあそこまで露骨な番宣を繰り広げるTBSは、
ことボクシングに限れば、ホントに最低な局ですね。
まことに残念です。
( ̄∩ ̄#

さて、
次の試合は一体誰とやるのか!?

マッチメイクが大切ですし、見ものであります。
(`・ω・´)ゞ

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