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古畑 淳士の競馬と気まぐれコラム

日々感じたことの記録と競馬予想を少々・・・

お金で騙される人、騙されない人

本日、下北の三省堂書店で購入した本です。
著者は副島隆彦氏 (幻冬舎新書)


上の写真にはないですが、
帯には、“だまされるな!! 儲け話のここがウソ!”とあります。

まずはそのタイトルに惹かれ手に取りました。
著者の本はいつもタイトルが挑戦的で
いつも気にはなっていましたが・・・、
購入したのはこれが初めてです。
 (他は単行本で結構高いので!(´Д`;))

まだ読み始めたところなのですが・・・、
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※簡単な内容は以下の通り
株、投資信託、外貨預金、FX、保険商品…。
金融で大損したマネーの屍たちの実態とは。
信頼の仮面をかぶった金融の鬼たちに資産を騙し取られないために、
世界マネーのカリスマが事例をもとにお金のカラクリを暴く。
 (紀伊國屋書店BookWebより)
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何百・何千万とだまされた経験などもちろんありませんが、
何千、何万円程度ならしょっちゅう引っかかっている自分への
戒めとして、読んでみようと思った次第です。

最近、ちょこちょこっとブログで大手マスコミ批判みたいなことを書いている
私としては、この本に書かれている事象を読むにつけ、
やっぱりマスコミ(特に民放テレビ)は信用ならんなぁと思った箇所があります。

それは、
金融商品で多くの方が損をしているはずだが・・・、
(P21↓以下抜粋)
これらの“金融大損”の実情が、テレビ・新聞で大きく取り上げられない理由は何か?
それは、名だたる証券会社、生保、銀行が番組のスポンサーや広告主となっていて、
テレビ、新聞、雑誌に対して大きな力を持っているからです。
投資家のほとんどが被っている“金融大損”の実情が世に広がることを、
彼ら金融機関が邪魔しているのです。

さもありなん、ですが・・・。

結局、
こうした金融商品に手を出した側がすべて悪いのだ!?という論調ですまされれば、
”名だたる証券会社、生保、銀行”にとっては、
なんの問題もなしです!?
これ、
ギャンブルで損をした場合は、概ねそういうことになります。
ギャンブルの場合は、まあ、個人の責任によるところが大きいのかもしれません。
・・・、
しかし、
ギャンブルと違って、金融商品は、
大手マスコミがさも安全かのようにCM・広告を垂れ流していますからね。
そこが大きな違いであり、罪も重いと思います。

NHKなんかも、サブプライムローン破たんやリーマン・ショックなんて
大きい話ばかり取り上げていないで、こうした国内(身近な)の問題、
がん保険トラブルとか、外貨預金トラブル、FX保証金取引きトラブル、
投資信託手数料トラブルなどなどを、
もっと積極的にNスペで取り上げれば良いのに・・・。
圧力かかっているのかな!??

さて、
これ以上、騙される人が増えないようにこの本を手にとって・・・。
・・・、
なんて・・・、
欲深い人間にいくら言ったところで、
騙される人は騙されてしまうんでしょうけどね・・・。

自分も気をつけよ!
( ̄ー ̄;

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